生命は、さまざまな形、大きさ、働きを持った細胞から成り立っています。その細胞はタンパク質、脂質、糖質及び核酸などの物質でつくられており、このような物質が共同することで生命現象が生じます。生命化学科では「生命の不思議」を、化学の知識を基礎として学びます。

生命現象は物質レベルで解き明かされつつあります。その知識は、私たちの生活に密着したさまざまな分野に応用されています。医学・薬学分野では検査法や 治療法、農学分野では品種改良、工学分野ではバイオリアクターなど、生命化学の成果は現代の産業や医療分野を支えています。食品や化粧品をつくり出すこと にも生命化学の知識が必要です。

20世紀の豊かで便利な生活は大量生産、大量消費、大量廃棄に支えられました。しかし21世紀には環境問題など、我々に とって大きな課題を生み出すことになりました。このような世界共通の課題である地球環境問題の解決に、生命化学科は積極的に取り組もうとしています。