気合いを入れて学習せよ!


生命化学科の皆さん、

特に2年、3年の皆さん!

元気にしていますか〜?!
新型コロナウイルス対策にも疲れてきた、あるいは、何となく慣れてきた頃ではないかと思います。

であるからといって気を抜いてはいけません。今一度よく考えるようにしてください。

その際、学生(友達)同士で対応を決めることの無いようにするのが良いでしょう。本来であれば仲間とともに楽しくするべきところですが、そのような「楽しい」活動にウイルスはとりつく結果となります。科学的にはすでに見つかっているレセプタータンパク質にウイルスのスパイクタンパク質が結合することから感染しますが、そのような状況を作るのが、楽しい場です。したがって、楽しくないことを渋々やっていれば感染のリスクが減るということになるでしょう。

さて、渋々やることで皆さんの大学生活で重要なことの中に授業履修と単位修得がありますね。大体、授業中に話をすれば怒られるし、板書を写したり、メモを書いたりと自分のことで精一杯の授業がほとんどであるはずです。そのような環境において、感染者が咳などをしない限りウイルスは飛散せず、したがって感染もしないわけです。

皆さんの中には、単に感染が気になっていて対面での授業を敬遠している人もいると思います。もしそうであれば、ぜひ大学に来てみてください。そして、面白くない授業を対面で受けてください。気にする性質が強い人は、一人の世界に入り込む性質も強いはずです。私を含め、そのような性質を持つ人は、精神的に問題がない範囲では良いのですが、一度孤立感を味わい出すと一人の世界に深く沈み込んでしまいがちです。

また、もし仮に感染症が気になっていることを理由にアルバイトなどに明け暮れている野郎がいたら、考え直してください。自分が何のために大学生活をしているのかについてよく考える、と言うか、考える必要もないことは明らかですね。大学はどうしようもない心配な事情を考えて実験科目においてすら遠隔授業を可としています。これは苦肉の策であって、可能であるからバイトで稼ごうなどというのはもっての外です。

そのようなことですので、家族に高齢者などウイルス感染弱者がいる、遠地から都心を経由しての通学であるなどの明らかな理由がない場合には、是非対面授業を受けることをお勧めします。特に、大学周辺で一人暮らしをしている学生は対面授業に参加するべきでしょう。あまり移動しない(対面が少ない)のだから定期代を節約しようとの考え方もあるのかもしれませんが、その場合には家計の困窮などの理由がない限り、そもそも大学には来るものであるとの考えに基づいて考え直してください。

大学でワクチン接種が可能となり、そのためのアンケートが今週行われています。これについても自分でよく考えて、あなたの将来のための行動を行なってください。気を引き締めて、気合を入れ直してがんばろぉっ!ってか

蟹江 治
生命化学科 学科長