進学と就職


学部卒業生の就職先は、化学・薬品・食品・製薬などの製造業はもとより、情報・通信業、サービス業、卸業、小売業など広範な企業にわたっています。理系の職種も時代とともに変化してきており、IT関連、人材派遣、業務委託関連の企業が躍進し、採用が増えてきています。 また、教職課程の科目を修得して、中学高校の教員になるケースや、公務員試験を経て、行政・警察・消防などの公務員になる場合も、毎年一定程度みられます。

新卒採用は、分野を指定して募集されることがあり、専攻に結びつく化学・医薬・食品・化粧品等の関連企業への就職が多くなる理由の一つになっています。選考では、基礎学力はもちろんのこと、いかに自分の意見を相手に正確に伝えられるかも問われます。生命化学科では、座学に加えて実験などの参加型の科目を用意しています。学科では、学生生活をとおして自分を磨いていくことを期待しています。

研究・開発職の場合は、多くの企業が大学院修士レベルの人材を求めています。高度な専門教育を修得した人材を社会に送り出すため、東海大学は大学院進学を奨励しています。基本的に生命化学科教員は大学院工学研究科の教員を兼ねていますので、学部で取り組んだ研究テーマを、同じ教員のもとで継続することが可能です。

大学院進学では、内部からの推薦と一般受験による進路があります。 学部の第6セメスター修了時で上位40%位までの成績を修め、かつ勉学意欲と進学目的がはっきりしている在学生が推薦を受けられます。進路選択の都合で、受験により進学する場合もあります。


2018年度の主な進路、就職実績は以下の通りです。

 

中村屋 ワールドインテック
わかもと製薬 日本ステリ
日本ジェネリック 川崎信用金庫
協同油脂 日本生命保険
日本電子 プレシャスパートナーズ
シャープ EP綜合
日本フィルター工業 ホテルニューアカオ
日本ソフトウェア NTTファシリティーズ
富士ソフト 東急リバブル
NEXCOシステムズ キユーソー流通システム
クリエイトエス・ディー アルメック
ウエルシア薬局 各種中学高校教員
日本調剤  東海大学大学院
スタッフサービス  その他国公立大学大学院